Ubuntu 9.04 の起動ロゴ(usplash)を変更する
Ubuntu 9.04 の起動画面です。
今回は、この起動画面を、カスタマイズしてみたいと思います。
今回の変更箇所は、起動に関する重要な部分です。
設定ミスなどで万が一起動しなくなってしまった時のために、/boot のバックアップをとっておきましょう。
sudo cp -p /boot/grub/menu.lst /boot/grub/menu.lst.backup
sudo tar zcvf ~/boot_backup.tgz /boot
Ubuntu 9.04 には、起動ロゴの変更ツール StartUP-Manager が用意されています。
sudo apt-get install startupmanager
でインストールします。このツールで設定変更をすると、/boot/grub/menu.lst や、/boot/initrd.img* などが変更されるので、注意してください。
管理者ユーザで、[システム]-[システム管理]-[StartUP-Manager] を開き、[外観] タブ の [Usplash テーマ] で、テーマを変更できます。デフォルトでは、usplash-theme-ubuntu というテーマが1つだけインストールされています。
http://www.gnome-look.org/ から、好きな GNOME Splash Screen を探して、追加してみても良いでしょう。
今回は、オリジナルのロゴに変更したいので、デフォルトの usplash-theme-ubuntu を元にして新しいテーマを作成する手順を紹介します。
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【手順1】usplash-theme-ubuntu のソースを持ってきます。
usplash-theme-ubuntu パッケージは、/usr/lib/usplash/usplash-theme-ubuntu.so ファイル1つだけで構成されます。.so ファイル ELF 32-bit LSB shared object なので、ソースを持ってきます。
mkdir work; cd work
sudo apt-get source usplash-theme-ubuntu
以下の3つがダウンロードされます。(バージョンは適時読み替えてください)
- usplash-theme-ubuntu-0.23
- usplash-theme-ubuntu_0.23.dsc
- usplash-theme-ubuntu_0.23.tar.gz
.dsc ファイルと、.tar.gz ファイルは、今回は使いません。
必要な、usplash-theme-ubuntu-0.23 のディレクトリ名を、今から作るテーマの名前に変更してしまいます。
テーマの名前は、usplash-theme-linuxmania にすることにしました。
sudo rm usplash-theme-ubuntu*.dsc usplash-theme-ubuntu*.tar.gz
sudo mv usplash-theme-ubuntu* usplash-theme-linuxmania
cd usplash-theme-linuxmania
【手順2】ソースを編集します。
usplash-theme-ubuntu となっている箇所を、今から作るテーマの名前に変更します。
sudo mv usplash-theme-ubuntu.c usplash-theme-linuxmania.c
sudo sed -i 's/usplash-theme-ubuntu/usplash-theme-linuxmania/g' Makefile
今回は、deb パッケージは作成しないので、debian ディレクトリ以下のファイル編集は無視しますが、この中にも usplash-theme-ubuntu となっている箇所が多くあります。もしパッケージを作成するなら、control や changelog ファイルなども注意して編集しましょう。
【手順3】画像を変更します。
- throbber_back.png
- throbber_back_16.png
- throbber_back_32.png
- throbber_fore.png
- throbber_fore_16.png
- throbber_fore_32.png
- usplash_300_200.png
- usplash_400_300.png
- usplash_600_500.png
GIMPなど、お好きな画像エディタでこれらの画像を編集しましょう。
画像はインデックスカラーで、usplash*.png のパレットに、throbber*.png のパレットを合わせなければなりません。
また、usplash-theme-linuxmania.c で、他の背景色などの変更も必要かもしれません。
【手順4】コンパイルします。
makeに必要なパッケージを先にインストールしておきます。
sudo apt-get install libusplash-dev
makeします。
sudo make
うまくいけば、今から作るテーマの名前の、.so ファイルが出来ているはずです。
gccなど、不足したものがあれば適時インストールしましょう。
完成したファイルは、usplash-theme-linuxmania.so です。
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完成した usplash-theme-linuxmania.so ファイルを、先ほど説明した、[システム]-[システム管理]-[StartUP-Manager] の、[外観] タブ [Usplash テーマの管理...] [追加] から追加します。
StartUP-Manager を閉じると、「設定後タスクを実行しています」というダイアログがしばらく表示され、/boot/grub/menu.lst や、/boot/initrd.img* などが変更されます。
これで完了です。
再起動してみると、ロゴが差しかわっているはずです。
もし、起動画面が小さくなってしまったというような場合には、/boot/grub/menu.lst の、kernel行の、vga=769 などのオプションを削除すると、適当な解像度になります。
最後に、どうしても起動しなくなってしまった場合には、singleユーザモードでの起動や、LiveDVDからの起動などで、初めに取っておいた /boot のバックアップから復旧しましょう。
いかがだったでしょうか。
もし、自慢したいほどの起動画面を作成したなら、http://www.gnome-look.org/ に投稿してみるのも、おもしろいかもしれませんね ![]()






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