Ubuntuの開発コードネーム
Ubuntu 9.10 のコミュニティからのリリースが秒読みとなってきました。
ご存知の方も多いかとは思いますが、開発コードネームは「Karmic Koala」です。
一般的には、開発コードネームは、開発チーム内やバージョンが決まってないときなどに使い、一般には広まらないでリリース後は忘れ去られてしまうことが多いものです。
しかし、Ubuntuでは、リポジトリのURLなどに登場したり、検索エンジンでは “Ubuntu 9.10″ よりも “Ubuntu Karmic” のほうに知りたい結果があったりと、リリース後までも親しまれています。
さて、今回の Karmic Koala、Koara は コアラ ですが、Karmic って・・・?
というわけで、今回はUbuntuの開発コードネームについて紹介したいと思います。
Ubuntu 9.10 の「Karmic Koala」は、ニュース記事などでは「宿業の/霊的なコアラ」と訳されています。
Karmic karma カルマ の形容詞です。karma 語源はサンスクリット語で「行為」でしたが、仏教の「業」に意訳され、現世と前世の行いが来世に現れるという意味になったらしいです。
それで、「宿業の/霊的な」という訳が出てきたのですね。
Ubuntuの開発コードネームは、形容詞+動物の名前という命名規則になっています。
過去にはこんな動物たちが登場しました。
Ubuntu 4.10 : Warty Warthog …… イボイボのイボイノシシ
Ubuntu 5.04 : Hoary Hedgehog ….. 白髪のハリネズミ
Ubuntu 5.10 : Breezy Badger …… 快活なタヌキ
Ubuntu 6.06 : Dapper Darke ……. 敏捷なカモ
Ubuntu 6.10 : Edgy Eft ……….. 鋭いイモリ
Ubuntu 7.04 : Feisty Fawn …….. 元気な子鹿
Ubuntu 7.10 : Gutsy Gibbon ……. 根性あるテナガザル
Ubuntu 8.04 : Hardy Heron …….. 頑健なサギ
Ubuntu 8.10 : Intrepid Ibex …… 勇敢な野生ヤギ
Ubuntu 9.04 : Jaunty Jackalope … 陽気なツノウサギ
韻が踏まれていて、読んでいて楽しくなってきますね。
リリース当初、まだすべきことがたくさんあった状態を「イボイボのイボイノシシ」と表現したことから始まり、
2版目のLTS版(ロングサポート版)である 8.04 の時には「頑健」と、そのバージョンを宣伝しているようですね。
ちなみに Linux Mania LiveOS 角兎 の由来は、Ubuntu 9.04 の Jackalope そのものだったのです。
お気づきだとは思いますが、4番目のリリースから、頭文字がアルファベット順になっています。
Ubuntu 9.10 : Karmic Koala の次にリリース予定の Ubuntu 10.04 は、L からはじまる・・・ Lucid Lynx に、もう決まっているそうです。訳すと「明晰な山猫」でしょうか。
さらにその次、M からはじまる・・・まだリリースも名前も決まっていないみたいです。
リンク先は英語ですが、Ubuntu Wiki : DevelopmentCodeNames には、M からはじまる候補リストがあります。
その次はどれになるのか、いつまで続くか、楽しみですね。:-D




コメント (0)