LinuxManiaで堅牢なシステムを構築する その3
Step 3.Webサーバーを用意
Step2でルーターを用意できれば次にWebサーバ(企業で必要なものとしてはメールサーバもありますが、この場合も同様の説明があてはまります)を用意します。
ルーターの設定作業が必要ですが、Webサーバの状況が確定されてからとなるので、ここでは先にサーバの構築の話をはじめます。
サーバマシンを用意します。サーバの選定については、
「LinuxManiaマシンをサーバとして使うことはできるの?」
を参照してください。
Webサーバを立ち上げるには、Linuxの場合、Apacheをインストールして起動すればOKです。(もちろん高級言語やデータベースを使ったシステムは開発作業も必要となり、単純ではないですが今回は構築のための話ですので省略します)
1. ファイヤウォールがデフォルトでは有効になっているので、Webサーバの場合、ポートを通す設定をします。これはマシンを家でたとえると、出入口にすべて鍵がかかっている状態から、特別にWeb用に出入りを許可する戸口を決めるようなものです。
当然、Webサーバですから、他者からアクセスされる戸口を開ける必要があります。
[システム]→[管理]→[ファイヤウォール]
で、http(ポート80)のチェックを開けます。メールサーバの場合は25,110を開けます。
2. FedoraなどではSELinuxというセキュリティがかかっている場合もあります。この場合の対応は、
LinuxMania:SELinux入門 その1を参照にしてください。
しかし、SELinuxは若干難しいアーキテクチャなので、ややこしければ思い切ってSELinuxの機能をOFFにしてもいいと考えます。その分セキュリティレベルは落ちますが、致命的なケースになることは低いと考えます。
上記でマシンとしての準備は完了です。
堅牢なシステムを作るには、マシンが突然停止することを想定し、対策を行います。
停止には、ハード的な故障、ソフトウェア的な故障があります。いずれの場合でも落とすわけにいきませんから、ミラーリングとしてまったく同じシステムが動いているマシンを1台用意します。
ハードウェアコストが高くなりますが、お求めやすいLinuxManiaマシンを複数台買って多系統するのと、高級なハードウェアのマシン1台買うのとどちらが堅牢か、多重系統の廉価な構成と高価な1系統のシステム、どちらが堅牢か、これは単純ではないですが、多くのケースの場合、前者のほうが堅牢であることが多いのです。
1台が止まれば用意していたもう一台のマシンが動き出すという風にすることです。
原始的にてっとり早くやるには「人」です。サービスが止まったことを知り、駆けつけ、バックアップマシンにLANケーブルを差し替えます。
原始的すぎて冗談かと思いますが、こういう手もあるということは知っておいて損はないかと思います。駆けつける人とサーバマシンの距離にもよりますが、1時間のロスで復旧するのであればOKであれば、この手も十分有効です。
1台止まれば、自動的にもう1台のマシンに振り返る、これを行うのは少し手間がかかります。
次回は、その多重系統の切り替え方法をお話します。





コメント (0)